Pythonでrequestsを使ったHTTPリクエスト入門!初心者向け徹底解説

Pythonでrequestsを使ったHTTPリクエスト入門!初心者向け徹底解説 python

PythonでWebサービスとやり取りするにはHTTPリクエストが欠かせません。特に「requests」ライブラリはシンプルで使いやすく、初心者から上級者まで広く利用されています。本記事では、requestsを使ったHTTPリクエストの基本から応用、よくあるエラーまでわかりやすく解説します。

requestsとは?

「requests」は、PythonでHTTP通信を簡単に扱うためのライブラリです。標準ライブラリのurllibに比べてシンプルで読みやすいコードが書けるため、多くのエンジニアに支持されています。公式サイトでも「人間のためのHTTPライブラリ」と紹介されているほどです。例えば、数行のコードでWebサイトにアクセスしてデータを取得できます。

requestsのインストール方法

requestsは標準ライブラリには含まれていないため、事前にインストールが必要です。ターミナルまたはコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行しましょう。

pip install requests

もしPython環境が複数ある場合はpip3を利用することもあります。インストールが成功したら、次のサンプルコードを実行できる状態になります。

HTTPリクエストの基本

GETリクエスト

最も基本的なのはGETリクエストです。以下の例では、WebページのHTMLを取得しています。

import requests

url = "https://httpbin.org/get"
response = requests.get(url)

print(response.status_code)  # ステータスコード
print(response.text)         # レスポンス本文

ステータスコードが200であればリクエスト成功です。また、取得したHTMLやJSONを解析してデータを活用できます。

POSTリクエスト

次に、サーバーへデータを送信するPOSTリクエストです。例えばログイン処理やフォーム送信などで利用されます。

import requests

url = "https://httpbin.org/post"
data = {"username": "test", "password": "1234"}
response = requests.post(url, data=data)

print(response.json())

この例ではフォームデータを送信し、サーバー側から返ってきたJSONを表示しています。

よく使うリクエストの応用

ヘッダーを指定する

リクエストには追加情報を含めることができます。例えば、User-Agentを指定してブラウザからのアクセスを装うことも可能です。

headers = {"User-Agent": "Mozilla/5.0"}
response = requests.get("https://httpbin.org/headers", headers=headers)
print(response.json())

タイムアウトを設定する

通信が遅い場合や応答がない場合に備えて、タイムアウトを設定しておくと安心です。

response = requests.get("https://httpbin.org/delay/3", timeout=2)

この例では2秒以内に応答がなければ例外が発生します。これによりプログラムの無限待ちを防げます。

JSONデータを扱う

APIとのやり取りではJSONが一般的です。requestsではレスポンスを簡単にJSONとして扱えます。

response = requests.get("https://httpbin.org/json")
data = response.json()
print(data["slideshow"]["title"])

このようにして辞書型としてデータを扱えるため、Pythonでの処理がしやすくなります。

よくあるエラーと注意点

requestsを利用する際にはいくつかの注意点があります。

  • Timeoutエラー:サーバーからの応答が遅いときに発生します。timeoutを指定することで回避可能です。
  • ConnectionError:ネットワークに接続できない場合に発生します。
  • ステータスコード:200以外の場合はエラーの可能性があります。response.raise_for_status()を使うと例外が発生し、エラーハンドリングが容易になります。

また、APIやWebサイトによってはアクセス制限が設けられている場合があるため、利用規約を必ず確認してから使用してください。

さらに便利な使い方

requestsはシンプルながら強力で、以下のような活用方法もあります。

  • セッション管理(requests.Session()を使うことでログイン状態を保持)
  • Cookieの取得・送信
  • ファイルのアップロードやダウンロード

例えば、画像をダウンロードするコードは次のように書けます。

url = "https://httpbin.org/image/png"
response = requests.get(url)
with open("sample.png", "wb") as f:
    f.write(response.content)

わずか数行でWebからファイルを保存できるのは非常に便利です。

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まとめ

PythonでHTTPリクエストを行うならrequestsが最適です。基本的なGETやPOSTから、ヘッダー指定やJSON処理まで幅広く対応できます。エラーハンドリングや利用規約の確認を忘れずに、安全に活用していきましょう。

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参考リンク

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