【初心者向け】PythonでDjangoを使ったWebアプリの作り方をやさしく解説

PythonでDjangoを使ったWebアプリの作り方をやさしく解説 python

Pythonで本格的なWebアプリを作ってみたいと思ったことはありませんか?そんなときに役立つのが「Django」です。この記事では、Djangoを使ったWebアプリの作り方を初心者にもわかりやすく解説します。

Djangoとは?その特徴と魅力

DjangoはPythonで作られたフレームワークで、Webアプリを効率的に開発できるのが特徴です。例えば、ユーザー認証機能やデータベース管理機能が最初から備わっているため、ゼロから作るよりもはるかに早く開発が進みます。また、世界中で広く利用されているため、学習情報やコミュニティのサポートも充実しています。したがって、初心者でも安心して取り組めるフレームワークといえるでしょう。

Djangoをインストールする準備

まずはPythonがインストールされていることを確認しましょう。その後、Djangoを導入するにはpipコマンドを利用します。以下のように入力すると簡単にインストール可能です。

pip install django

なお、プロジェクトごとに環境を分けるために「仮想環境」を利用するのが一般的です。特に初心者はvenvを使って仮想環境を作成し、その中でDjangoをインストールする方法をおすすめします。

Djangoプロジェクトを作成する手順

Djangoをインストールしたら、次にプロジェクトを作成します。以下のコマンドを実行してください。

django-admin startproject myproject

これで「myproject」というフォルダが生成され、その中に必要な設定ファイルが用意されます。次に、開発用サーバーを起動してみましょう。

cd myproject
python manage.py runserver

ブラウザで「http://127.0.0.1:8000」にアクセスすると、Djangoのウェルカムページが表示されます。これでプロジェクトの作成は成功です。

アプリケーションを追加する

Djangoでは、プロジェクトの中に「アプリ」という単位で機能をまとめます。たとえばブログアプリを作りたい場合は、次のようにコマンドを実行します。

python manage.py startapp blog

生成されたフォルダにはモデルやビューなどのファイルが用意されており、それらを編集して機能を実装していきます。さらに、settings.pyにアプリを追加してプロジェクトに組み込みます。

ビューとURLを設定する

WebアプリはURLに応じて処理を分ける必要があります。まずはビューを定義しましょう。例えば「Hello, Django!」と表示するビューは次のように書けます。

from django.http import HttpResponse

def hello(request):
    return HttpResponse("Hello, Django!")

その後、urls.pyにパスを追加してビューを関連付けます。

from django.urls import path
from . import views

urlpatterns = [
    path('hello/', views.hello),
]

これで「http://127.0.0.1:8000/hello」にアクセスするとメッセージが表示されます。順序立てて確認すると理解しやすいでしょう。

データベースとモデルを使う

Djangoの強みのひとつは「ORM(オブジェクトリレーショナルマッパー)」です。Pythonのクラスを定義するだけでデータベースのテーブルが作成されます。たとえばブログ記事のモデルは以下のように書けます。

from django.db import models

class Post(models.Model):
    title = models.CharField(max_length=100)
    content = models.TextField()
    created_at = models.DateTimeField(auto_now_add=True)

定義後にマイグレーションを実行します。

python manage.py makemigrations
python manage.py migrate

これでデータベースにテーブルが反映されます。実際に管理画面から投稿を追加することも可能です。

管理画面を有効化する

Djangoには便利な管理画面が標準で用意されています。モデルを登録するだけで、自動的にCRUD(作成・読み取り・更新・削除)ができる管理UIが完成します。例えば以下のように書きます。

from django.contrib import admin
from .models import Post

admin.site.register(Post)

そして、スーパーユーザーを作成します。

python manage.py createsuperuser

これで「/admin」にアクセスすると管理画面にログインでき、投稿の管理が可能になります。

応用テクニックと注意点

Djangoを使いこなすためには、テンプレートやフォームの扱いを理解することが大切です。また、デプロイの際には「DEBUGモードをOFFにする」「セキュリティ設定を適切に行う」といった注意点もあります。さらに、HerokuやAWSを利用すれば簡単にインターネット上に公開できます。ただし、開発環境と本番環境の違いを意識しないとトラブルにつながる可能性があるため慎重に進めましょう。

よくあるエラーとして「モジュールが見つからない」「マイグレーションの不整合」などがあります。これらはエラーメッセージをしっかり確認し、公式ドキュメントを参照すれば解決できるケースが多いです。

▶ Django公式ドキュメントはこちら

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まとめ

Djangoを使えばPythonで効率的にWebアプリを開発できます。初心者でも一歩ずつ学べば、ブログや掲示板など本格的なサービスを作成可能です。

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