「このバグ、昨日直したはずなのに」って経験ある?エンジニアが陥るデバッグの落とし穴

ツール

昨日確かに直したはずのバグが、なぜかまた再発している…。そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。この記事では、その原因やよくあるパターン、そして再発防止のための具体的な方法について解説します。

なぜ「直したはずのバグ」が再発するのか

バグが再発する背景には、複数の理由があります。まず、修正箇所が根本的な原因ではなかった場合があります。一見正しく直したように見えても、別のファイルや処理に同じ問題が潜んでいることは珍しくありません。また、テストが十分でなかったり、環境差異によって「昨日は動いたのに今日は動かない」という状況も生まれます。

よくある原因パターン

ローカル環境と本番環境の違い

開発環境では動いていたのに、本番環境で再現するケースがあります。これは環境変数の設定やライブラリのバージョン差異が原因になることが多いです。特にPythonやJavaScriptのようにライブラリ依存が強い言語では注意が必要です。

修正範囲が部分的すぎた

バグの根本原因を見極めずに、目に見えるエラーだけを潰した場合、別の箇所で再度同じ問題が発生します。これを「対症療法的な修正」と呼び、結果的に手戻りが増える原因になります。

コードレビュー不足

自分では直したつもりでも、第三者が見ると別の不具合を生んでいることがあります。レビューを通さずにマージした結果、後から「あれ?またバグが出てる」という事態になりやすいです。

再発防止のための工夫

テストコードを積極的に書く

バグ修正後にテストコードを書いておくと、次回以降の改修で同じエラーが出たときにすぐ検知できます。特にユニットテストは再発防止に有効です。

Gitのブランチ運用を徹底する

修正を別ブランチで行い、必ずレビューを経てマージする運用を徹底しましょう。これにより「昨日直したコードが今日消えている」という事故を防げます。

ログを残して検証する

「昨日は動いていた」ことを証明するためにはログが重要です。ログを残しておくと、再発時に修正内容や動作状況を比較でき、原因特定がスムーズになります。

応用テクニック:ツールを使ったデバッグ効率化

printデバッグだけではなく、IDEのデバッガ機能を活用すると再発原因の追跡がしやすくなります。また、CI/CDパイプラインで自動テストを組み込むことで、人間の見落としを減らせます。さらに、Sentryのようなエラーモニタリングツールを導入すると、本番での不具合も即座に検知できます。

よくあるエラーと注意点

修正をコミットし忘れる

ローカルで修正したのに、コミットやプッシュを忘れて「昨日直したのに反映されていない」という事態は意外と多いです。小さな修正でも必ずコミットログを確認しましょう。

キャッシュの影響

Web開発ではブラウザやサーバーのキャッシュが影響し、修正が反映されていないように見えることがあります。キャッシュをクリアしてから再度検証する習慣をつけましょう。

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まとめ

「昨日直したはずのバグ」が再発するのは、環境差異や根本原因の見落としが多くの要因です。テストやレビューを習慣化し、ツールを取り入れることで再発を防ぎやすくなります。

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SESの組込みシステムから自社WEBサービスのエンジニアに転職した話

参考リンク:
Python公式 unittest モジュール
Sentry(エラーモニタリングツール)

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