コードを書いているとき、実装よりも「変数名をどうするか」で手が止まる経験はありませんか?この記事では、変数名に時間をかける理由や、良い名前をつけるための考え方、さらに実務で使えるテクニックを紹介します。
なぜ変数名に時間がかかるのか
変数名はプログラムの読みやすさや保守性に直結します。そのため「適当に決めればいい」と思いつつも、後から自分や他人が読むことを考えると慎重になってしまうのです。また、英単語の選び方や略語の使い方によって印象が変わるため、無意識に時間をかけてしまう人は多いです。
良い変数名の条件とは?
良い変数名にはいくつかの特徴があります。たとえば「意味が直感的に分かる」「用途が限定されている」「チームで統一されている」などです。短すぎる名前は理解を妨げ、長すぎる名前は逆に読みにくくなります。適度な長さで、処理の目的や役割を表現できる名前が理想です。
よくある失敗例
抽象的すぎる名前
たとえば「data」や「info」といった名前は一見便利ですが、何を表しているのか分かりません。後から読み返すと「この変数には何が入っていたっけ?」と迷うことになります。
一文字だけの名前
「i」「j」といった短い変数はループカウンタであれば問題ありません。しかし複雑な処理に一文字変数を使うと、意味が不明瞭でデバッグも困難になります。
チーム開発でのネーミングルール
一人で書くなら自由にできますが、チーム開発ではルールが必要です。たとえば「キャメルケースを使う」「動詞+名詞で関数を表す」「略語を使う場合は一覧を共有する」など。ルールがあれば迷う時間を減らせて、全員が理解しやすいコードになります。
応用テクニック:辞書やAIを活用する
どうしても変数名が思いつかないときは、英英辞典や類語辞典を参考にしましょう。また、最近はChatGPTのようなAIに「○○を表す変数名を提案して」と聞くのも有効です。人間だけで悩むより、ツールを補助的に使うとスムーズに進みます。
よくあるエラーと注意点
予約語を使ってしまう
Pythonでは「list」「dict」など、組み込み型と同じ名前を変数にすると予期しない不具合が起きます。予約語は避けるようにしましょう。
名前を途中で変える
変数名をコロコロ変えるとコード全体の一貫性が崩れます。リファクタリングツールを使って一括置換するなど、統一性を保つことが大切です。
プログラミング初心者におすすめのサービス
「もっと実践的なコード例が欲しい」「自分の用途に合わせて教えてほしい」という方には、
テックアカデミーがおすすめです。
AI関連コースやシステム開発コース、アプリ開発コースなど豊富な学習が可能です。
さらに今なら無料相談でアマギフプレゼントもあるので、気軽にお申込みしてみてください。
また、プログラミング学習のプラットフォームとして、ココナラでは、現役エンジニアや経験豊富な講師が、あなたのレベルや目的に合わせてマンツーマンで指導してくれます。
書籍や動画ではカバーしきれない、あなた専用のカリキュラムで学べるのが最大の魅力。短時間で効率的にスキルを伸ばしたいなら、まずは出品者のサービスをチェックしてみましょう。
また、教える側としてスキルを活かして副業・独立を目指すことも可能です。
プログラミング経験や知識があれば、自分の得意分野をサービスとして出品し、全国の学習者から直接依頼を受けられます。オンラインで完結するため、場所や時間に縛られず、自分のペースで働けるのも大きなメリットです。
こちらのリンクから詳細をチェックしてみてください。
まとめ
変数名は単なるラベルではなく、コードの可読性や品質を左右する重要な要素です。少し時間をかけてでも「後で読んでわかる名前」を選ぶことが、結果的に効率的な開発につながります。
以下のリンクから、
SESの組込みシステムから色々な不満を持ち、自社WEBサービスへ転職した実体験の記事がありますので、是非読んでみてください。とても喜びます。
SESの組込みシステムから自社WEBサービスのエンジニアに転職した話

コメント